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心と病気の関係1、動悸と咳 |
動悸と咳 |
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【心と病気の関係1、動悸と咳】
潜在意識の影響力は大きく、自分でも気付いていない心の抑圧が身体に病気として出てくる場合は沢山あります。心と関係していない病気はないと言っても過言ではないでしょう。
喉の異物感は、気と水の滞りによって起こります。「気が滞る」とは、心に何か引っ掛かっている状態で起きて来ます。詳しくは、当薬局ホームページ・ニュースレター「のどの異物感(つまる・つかえる)・胸苦しい」を参照して下さい。
漢方薬で気を巡らせ、気の滞りを取ることは簡単に出来ますが、やはり、原因となっている心に引っ掛かっている問題を解決しない限り、根本的解決にはなりません。
そのような症例を考えてみたいと思います。
【動悸と咳・Aさんの場合】
Aさんは、胸の中で鯉が飛び跳ねているような感じの動悸と咳に、昨年から悩まされていました。そこで、当薬局に相談に来ました。
気持ちの上で胸に何やら詰まっている様子なので、「胸に何かが詰まっているとそれが内側から突き上げて、そんな症状が出てくるから、自分と良く向き合って心の言い分を聞いてあげて」とお話したら、急に涙ぐんで、話し始めました。
Aさんは、一人娘で、物心ついたころから、両親に「老後は面倒見てね」と言われるのが重荷だったし、幼い頃からいろいろと制限されて、それも苦痛だった。昨年お父様が亡くなったが看護などで大変だった。また最近はお母様の調子も悪く「またか」と思うと気が重いということでした。
でも、Aさんの心情はすぐ感じられたので、「看護が大変だ、煩わしいと言っているけど、Aさんは、本当はお父さんやお母さんのことは、大好きだし、すごく愛しているよね。だから煩わしいと思ってしまう自分を責めてしまって苦しいんだね。だけど、人間だもの、疲れるときはあるよ。その時は休めばいい。休んだって、本質的に愛してる事は何ら変わらないんだから、自分を責める事はないよ。」
Aさんは、自分の中にある深い愛に気付きとても喜びました。そして、自分で自分を責めて苦しくしていただけだったことが分かってほっとしたようでした。
この気付きこそが根本的解決に繋がるのです。
【潜在意識の固定観念が自分を苦しめる】
Aさんの例でも、潜在意識の固定観念が自分自身を縛り苦しめていた事が分かります。
看護が煩わしいと感じてしまう自分に罪悪感を持ち、自分を責めていたのです。「喜んで親の面倒を見なければならない」との固定観念がAさんを追い詰めていました。
しかし、Aさんは自分の中にある深い愛に気付く事によって、その罪悪感から解放されました。
【無限のエネルギーが循環し始める】
これは、ほんの一例ですが、潜在意識が解放され、自分の持っている本質的にすばらしいところに気付く事によって、無限のエネルギー(気)が勢い良く循環し始めます。これこそが治る力なのです。
【漢方薬はすばらしいアイテム】
心を解放すると共に、漢方薬で気血を補い、ホルモンや自律神経のバランスを整えることで、さらに治る力が強くなります。
服用する漢方薬は、体質によって異なりますので、詳しくは静和漢方堂にご相談下さい。(TEL03-3220-1515)
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