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症例 |
症状 |
年齢・性別 |
唾液分泌過多 |
抗生物質・風邪薬を服用後、唾液の分泌が多くなり… |
48歳 男性 |
【2005年3月10日】 唾液の分泌が多くて困っている。2004年12月に風邪を引いて、2週間・抗生物質を、3週間・風邪薬を服用。その後から唾液の分泌が多くなった。病院に行っても治らない。精神安定剤が処方される。2月から医師に処方された花粉症の薬を服用している。寒がり。夏でもあまり汗をかかない。
■コメント 漢方で言うところの脾虚の典型で、唾液の分泌が過多になっています。もともと脾胃があまり丈夫でない体質なのに、抗生物質や風邪薬で脾胃に負担を掛けた為に、脾虚になり、唾液の分泌過多になりました。脾胃を立て直す漢方薬を処方しました。
医師から処方されている花粉症の薬も脾胃に負担が掛かるので、中止して頂き、脾胃に負担の掛からない漢方の花粉症薬にしました。
【2005年3月22日】 漢方の花粉症薬を服用したら、花粉症がとても楽。唾液はまだ多い。
【2005年6月15日】 唾液の分泌が減った。しばらく止めていたらまた増えてきたので、また服用したいとのこと。
■コメント その後は順調に回復しました。抗生物質、風邪薬、花粉症薬などの西洋薬は、脾胃にとても負担が掛かります。脾胃の弱い方は、注意しましょう。
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