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インフルエンザはこわくない! |
インフルエンザ |
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鳥インフルエンザが大発生し、新型インフルエンザの流行が懸念され、厚生労働省は、抗ウイルス剤「タミフル」の備蓄を急いでいるが、生産が間に合わず、世界的な争奪戦になっている云々と、国民の不安を煽るような報道が連日続いています。
さて、本当にタミフルは必要でしょうか?2005年11月13日(日)の朝日新聞には、「タミフルで異常行動死」とのタミフルの副作用による死亡報告の記事もありました。
【インフルエンザはこわくない!患者の意識が医療を変える】
「薬のチェックは、命のチェック・かぜとインフルエンザ特集号」(NPO・JIP発行)
(静和漢方薬局・ホームページ「本紹介」にて紹介しております。)
「冬よ来ないでくれ!インフルエンザ診療にうんざりの日々」
山田真医師(東京都八王子診療所所長・小児科医)の記事から考えてみましょう。
「国・医学界、ワクチン業者、製薬業者が一致協力した《インフルエンザこわい大キャンペーン》だから、市民の多くは洗脳されてしまった。そんな中で、
『インフルエンザワクチンは効かない!
抗インフルエンザ薬は副作用があるかもしれない!
抗ウイルス薬を乱用するとウイルスの型に異変が起こり大変なことになる!』
などと発言してみても、誰の耳にも届かないうちにかき消される。それでも、
『インフルエンザは怖くない。
解熱剤で無理に熱を下げたりしなければ脳症にもならないと思っていい。
僕は40年医者をしてきたけれどインフルエンザ脳症の患者さんを見たことがない』
と頑張って、インフルエンザ迅速診断キッドで検査もせず、タミフル、リレンザ、シンメトレルなどの抗ウイルス剤も使わないでいたが、『あの診療所のインフルエンザ治療は古臭い』との噂が立っていると職員から聞いてゲンナリしてしまった。」
山田医師の考えはとても自然に即しています。彼の声に耳を傾けて、患者も意識を変える必要があります。もう少し彼の声を引用してみましょう。
「自然感染は、リスクもあるけれどもそれによって自分で免疫力をつけていくというメリットもある、が、そんなことは無視されつつあるのが現状だ。
あらゆる感染症をワクチンや薬剤で制覇してしまおうとするアメリカ型の医療は、とんでもない事態を引き起こしてしまうのではないか(それはブッシュの世界戦略ととても良く似ている)。私たちは、細菌やウイルスを敵視するばかりではなく、細菌やウイルスとの共生社会を目指すべきではないだろうか。
そんなことを考えて診療していても、意地っ張りの頑固じじいと思われるだけになっていくような気がして、悲しいやら悔しいやらである。冬が来ないでほしい。」
山田医師のような自然に即した考え方の医師がいても、患者の意識が変わらなければ、医療はいつまで経っても安全なものにならないのです。医療を変えて行くのは患者自身です。
【インフルエンザの賢い予防法・対処法】
インフルエンザを予防するためには、自分の免疫力を落とさない事、すなわち、冷飲食物を控え、バランスの取れた食事で内臓を丈夫に保ち、適度に休息を取り無理をしない事が一番大切です。
もし、インフルエンザに罹ってしまったら、何より安静が第一です。人間の体に備わった免疫システムは、最新の医療技術を遥かに超えるものです。
脳の視床下部という所では、ウイルスを弱らせるために体温を高く設定し、体温を上げます。そして、熱でウイルスが弱ったところを免疫細胞でやっつけるのです。ですから、解熱剤で熱を下げてはいけません。体が治るためにやっている事を邪魔する事になります。
咳や鼻水もウイルスを体外に排泄するための体の働きです。無理やり止める必要はありません。ただし、夜も眠れないほど咳が出るようであれば、眠れないと免疫力が下がりますので、夜だけ咳止めを使う事も必要かもしれません。
炎症も治るための反応ですから、消炎剤や抗生物質は、なるたけ使わないようにしましょう。
体は治し方を知っています。水分の補給に気をつけて、安静にしていれば、体の免疫機構がしっかりと働いて、インフルエンザウイルスをやっつけてくれます。「インフルエンザこわい大キャンペーン!」の巷の大合唱に負けずに、自己の免疫力をしっかりと上げて賢く対処しましょう!
【漢方薬で免疫力を高めましょう!】
がん、その他の病気で、免疫力が低下している方は、漢方薬を服用し、免疫力を高める必要があります。服用する漢方薬は、体質によって異なりますので、詳しくは静和漢方堂(旧薬局)にご相談下さいませ。(TEL03-3220-1515)
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